会報の発行にあたって
あゆみの会会長 松井健太郎
昨年の春、岡田さん、中島さんから昭和41年度に発行された生物クラブ研究機関誌「あゆみ」の復刻版を発行してはどうかとの話があり、大へん久しぶりに昔の仲間数人集まった。これを機会に高校時代おこなった、水生昆虫調査活動してはどうか、又、生物クラブ員だった人達の名簿を作成してはどうか、夏に皆に声をかけて集まったらどうか、など活発な色々な意見が出た。
まず夏には、第1回OB会として、当時のクラブ顧問の櫛岡先生の「自然に親しみ、自然に学ぶ」という演題での講演を聞き、懇親会を開催しました。初めて会う人もあり、大変楽しい時間をすごしました。
そして秋の10月には神通川水系(山田川・百瀬川)水生昆虫調査を櫛岡先生を中心に青春時代を思い出しながら実施しました。2回目は今年の5月に神通川水系の上流へ行き水生昆虫調査活動を実施しました。まだところどころ残雪があり又川の水の冷たさを感じました。おどろいたことに氷河時代の生きている化石といわれているトワダカワゲラを発見しました。
生物クラブの水生昆虫班で富山県学生科学展の最優秀賞を受賞した仲間達と一緒に又活動できるとは夢にも思わなかったし、これで2回調査活動をして会報第1号が発行できるようになった。これからも楽しみながら活動をして行き、会報2号~3号へと続くような調査をしたい。
平成21年6月